2019.08.21

夏といえば、海水浴!お祭り!お風呂のコバエ!

8月に入り気温も毎日30度を超え、いよいよ本格的な夏真っ盛りとなってきました。お祭りや花火大会、海・山などのレジャースポットへでかけたり、クーラーの効いた部屋でのんびり過ごしたり、様々な方法で夏を満喫される方も多いのではないでしょうか。

さて、そんな楽しいこと尽くしの夏ですが、水回りに起きやすいトラブルも忘れてはいけません。夏に多いトラブルといえば、虫!そう、コバエの発生です。みなさんも6~9月の夏の時期、お風呂場やキッチンの排水口に飛び回る大量のコバエに悩まされた経験があるはずです。

コバエと呼ばれている水回りのハエですが、実はコバエというのはあだ名のようなもので、”チョウバエ”という立派な本名を持っているんです。日本の家庭に発生するショウジョウバエやノミバエ、キノコバエ、チョウバエなどの様々な種類の小さなハエをまとめてコバエと呼んでいます。ほとんどのコバエは食べ物やゴミを好みますが、チョウバエは湿地や沼などが生息地のため、高温多湿で汚れやすいお風呂場や排水口が大好き。さらには、ゴキブリですら発生しないような不潔な場所をも好むなかなかの強敵です。コバエの繁殖力はすさまじく、2週間から1ヶ月程度の生存期間に約500個もの卵を産み付けるので、少し掃除をサボってしまえばすぐにコバエだらけになってしまう理由がわかりますね。

では、そんな厄介なコバエの発生はどうしたら防げるのでしょうか。コバエの種類によって発生源が違うため対策も変わってきますが、今回は水回りに発生するチョウバエの予防方法、退治方法について説明します。チョウバエはなんといっても湿度と汚れが大好きなため、換気と清潔さを保つことがなによりの予防となります。入浴後は速やかに換気し、お風呂をすぐに乾燥させることで発生率を大幅に減少させられます。また排水口の髪の毛やゴミはこまめに取り除き、石鹸カスなどを残さないような清掃を心がけましょう。少なくとも1週間に1~2回は掃除ができるとベストです。

それでもチョウバエが発生した場合は、放置せずすぐに退治しましょう。チョウバエは熱に弱いので、50度以上の熱湯をかけるとすぐに退治できます。ですが、一般的に配管の耐熱温度が約60度と言われており、排水管を変形・破損させてしまう恐れがあるので熱湯の温度には注意が必要です。その他には、カビ取り用の薬剤の利用やコバエ専用の罠の利用も効果的です。コバエ用の罠はコバエの種類によって効き目が違うので、どこに発生したどんな種類のコバエなのかをしっかりと把握することも重要です。

せっかく夏休みを満喫したのに、帰ってきたら家がコバエだらけだった…なんてゲンナリした気持ちにならないように、日々の掃除やお風呂場の換気を欠かさずに行いましょう!

 

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