2019.12.19お役立ち情報

キッチン排水口のニオイ

こんにちは。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

キッチンを長く使っていると、排水口から嫌なニオイがすることがありませんか。

なぜニオイが発生するのでしょうか。

今日は、キッチン排水口の嫌なニオイの原因と対処法について、お話させて頂きます。

ニオイの発生源は、「排水管に詰まった食べ物のカスや油(生ゴミ)」や「排水トラップの不具合

排水管のトラブルで下水が逆流している」などの場合が多いです。

「排水管に詰まった食べ物のカスや油(生ゴミ)」が原因の場合。

お料理中に出る食品の切れ端や残り油、お食事後の残飯などが、いわゆる生ゴミと呼ばれます。

生ゴミは、排水管内に溜まりヘドロ化しニオイを発生させます。

まずは、生ゴミを排水管に流さないようにしましょう。

排水口用ネットを使って生ゴミの侵入を防ぐ、三角コーナーかごを置いて必ずそこに捨てる等の工夫をしましょう。

また、定期的に市販のパイプ洗浄剤を使って汚れを取り除くこともお忘れなく。

少量の汚れが残ったままになっていると、そこに新たな汚れが引っかかり溜まっていきます。

「排水トラップの不具合」が原因の場合。

排水トラップとは、排水管の途中にある封水(水を溜める)する部分のことです。

水を溜めることによって、ニオイが上がるのを防いだり、害虫の侵入も阻止しています。

形状や仕組みは様々です。

住宅の場合は、排水口のゴミ受けの下にお椀をひっくり返した形の物がはまっていることが多いです。

これを「椀トラップ」といいます。椀トラップが正しく付けられていない場合は下水のニオイが上がってきてしまいます。プラスチック製がほとんどですので、年数とともに劣化、破損するとニオイの原因になります。また、椀トラップの裏側にも汚れが付きやすく、放置するとニオイが発生します。

排水口を掃除する際は、椀トラップも外して掃除しましょう。

また、椀トラップ下のパイプのあたりに溜まっている水(封水)が無くなると、下水管のニオイのフタがなくなりニオイを放ちます。十分に水が溜まっているか確認してみてください。

排水管のトラブルで下水が逆流している」ことが原因の場合。

逆流してしまう理由はいろいろあります。

排水桝に油汚れなどが溜まり下水管に排水されない、排水管、排水桝の中に木の根が侵入し排水の邪魔をしている、等々、様々な原因があります。

ご自身で排水桝の掃除をすることは可能ですが、木の根の侵入などは、根っこを切るときに排管まで傷をつけてしまうこともあるので、専門業者へ依頼されることをおすすめします。

気持ちよく使えるキッチンを保つには、こまめな掃除が不可欠です。

生ゴミの扱いに注意し、定期的に洗浄剤で汚れを取っておくようにしましょう。

掃除をしてもニオイが消えない場合は、どこに原因があるか調べる必要があります。

ニオイが消えなくてお困りの際は、ぜひ水のトラブルサポートセンターにご相談ください。